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登別市中登別町 24番地12

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  院長のあいさつ

千寿会は、人口約4.4万人(令和5年6月末)の温泉街で有名な登別市(西胆振)に位置し、主な診療圏は、登別市、室蘭市、白老町(東胆振)等広域になってきています。当法人は、登別・カルルス温泉に行く途中の桜並木が連なる“桜の花のトンネル”に隣接し、森林浴と温泉浴に恵まれた療養環境です。また高速道路で北広島ICから登別東ICまで約60分程度と、JR登別駅からタクシーで約5分とアクセスが大変便利です。

病院は、昭和40年11月15日に111床の精神科病院(一部内科)として開設し、次第に増床し、昭和 60年と平成13年に2回の大規模増改修工事をおこない、現在534床で運営し、令和5年に創立58周年を迎えようとしています。 病棟は、精神科一般病棟3病棟(180床)、精神療養病棟2病棟(120床)、認知症治療病棟2病棟(100床)、高齢者身体合併症治療病棟1病棟(60床)、医療型療養病棟2病棟(74床)に機能分化しています。外来は、精神科、内科、循環器内科、消化器内科、心療内科、皮膚科、眼科、歯科口腔外科を標榜し、専門外来として「もの忘れ外来(認知症疾患医療センター)」、「漢方外来」、「心療内科(東邦大学 中野弘一名誉教授による)」を開設しています。また精神・身体機能の回復・維持のために、精神科作業療法、身障作業療法、理学療法、言語聴覚療法のリハビリテーションが実践されています。その他、人間ドック、企業健診、特定健診、特定保健指導、ストレスチェックなど、健診業務も行われています。

併設・関連施設は、介護保険関連サービス部門として、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、地域包括支援センター、認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所を運営し、平成30年4月には地域密着型特養「ニナルカの里」(千歳町)を、令和4年11月には住宅型有料老人ホーム「山桜の郷 三愛」(登別東町)を開設しました。障害福祉サービス部門は、精神科デイケア、就労支援センター(就労継続B、就労移行支援、就労定着支援)、相談支援センター、障害者グループホームを運営しています。

また令和3年1月23日には、病院機能評価の4回目の認定が更新されました。日本精神神経学会・精神科専門医制度研修施設でもあり、福間病院(福岡県福間市)や大谷地病院(札幌市)とも連携しています。日鋼記念病院・製鉄記念室蘭病院からは初期研修医を、日鋼記念看護学校・市立室蘭看護専門学院からは看護学生を、北海道教育福祉専門学校のからは介護学生をはじめ、精神保健福祉士や理学療法士や作業療法士を目指す学生等の受け入れも行っています。また令和3年4月に10名、令和4年4月に5名のベトナム人を、在留資格(介護)で受け入れし、今後も外国人人材を積極的に雇用していく予定です。

令和5年4月1日には、35名の新入職員が入社し、医療法人で約570名、 社会福祉法人を含めますと約660名を超える職員が勤務しています。年々人材確保が難しくなっていますが、2025年の高齢者や精神障害者に対する地域包括ケアシステムの確立に向けて、今後も医療・保健・福祉のトータルケアの更なる向上を目指して努力していく所存です。

[病院全景]
特定医療法人社団千寿会
理事長・院長 千 葉 泰 二

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